8th. 輪廻(りんね)
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輪廻(りんね)。生まれ変わること。
これは何とも難しい話になってきたなと思いつつ、今日は「輪廻」について。
この「輪廻」については、正直よくわからんというのが私の本音。
輪廻があると思えば救われる気はしますが、現時点ではよくわかりません。
解釈の問題なのか、もしくは頭で考えることではないのかもしれません。
バガヴァッド・ギータにおける古代インドでは、輪廻があるかないかという議論をもつまでもなく当然に輪廻はあるとされていたそう。
そして、古代インドでは、輪廻の解脱を求めていたそうです。
この世の中は苦楽や寒暑や勝敗など大変なことばかりだから、輪廻せずに天にいくことが良しとされていたそうです。生まれ変わるなんてとんでもないと。
過酷な時代背景がうかがわれます。
余談ですが、仏教では死ぬと49日目に輪廻、つまり生まれ変わると聞いたことがあります。母が亡くなったとき、お坊さんが49日目に生まれ変わるんだよと教えてくれて少し救われた気持ちになったことを覚えています。
古代インドとは解脱の点において異なるんですね。
ということで、とっても簡単ではありましたが、今日は古代インドにおける輪廻と解脱についてでした。