5th. バガヴァッド・ギータ クリシュナ先生の教え②

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前回から引き続き「クリシュナ先生の教え」についてお話していきます。
前回のクリシュナ先生の教え①では「自分を正当化しているだけ」という手厳しいお言葉でしたが今回は。

クリシュナ先生の教え②:自分はどう生きたいのかということから目をそらさず真摯に向き合うこと

「嘆く原因を表面的に断定して自分を正当化している限り、嘆くべきでないことを嘆き続きて一生を送るようになる。嘆くべきでないことを嘆く原因はもっと奥深いところに潜んでいて、その原因を見つけようと真摯に模索し続けていくと、自分とは何か、どう生きればいいのかという根源的な知識が全くないという根本的な原因に行き着き愕然する。」

自分が本当に必要としているもの、大事にしているもの、自分にとって何が大切かということが分かっていないと、不要なことに自分を消耗し続けることになる。時には、周りから聞こえてくるいろんな音から耳をふさぎ、自分が思うまま、感じるまま、信じるがままに任せ、自分と向き合うこと。
そうすれば、本当に自分が大事にしていること、大切だと感じるものがわかり、雑念が消えていく、ということなのかなぁ。

特に最近私が感じることは、人間、人生でそういくつもの物事を極めることは難しいということ。ましてや、何を極めたいのか、どの道に進みたいのか、自分の業、バガヴァッド・ギータの言葉で表現すれば「ダルマ」さえも、多くの情報が飛び交う社会で見つけるのが難しく感じることがある。
その中で、「これは」というものがあったら、迷わずそれに進むことが大事なんじゃないかなぁと思う、今日この頃です。
まぁ、一つに絞り切れないということもあるんだけど。
ただ一つだけはっきりしていることは、人生そう長くはない、ということ。

ということで、今日はこの辺で。
クリシュナ先生の教えはまだまだ続きます。

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より個々のライフスタイルに合わせ 時間も場所も自由に 自分らしく選択し生きていく。 そんな新しいスタジオとしての在り方 生き方・Life Styleをお伝え...

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